政府の成長戦略の中で小学校での「プログラミング教育」必修化することが盛り込まれた以降、子ども向けのプログラミング教育のコンテンツが急に溢れ出しました。
ここまでプログラミング教育が注目されたことは過去に無かった。しかも、対象が子どもでありテレビのニュースや雑誌の特集や新聞に載るまで盛り上がっています。
ここで、急に活況を得ている「キッズ・プログラミング教室」だが、いったい小学生が「何を習い」、「どのようなスキルを身につけるのか」そこを何も考えずに、ただ闇雲に「キッズ・プログラミング教室」のテキストが欲しいというリクエストが急増している。
日本パソコンスクール協会では設立以来、この情報化社会において子ども達にコンピュータースキルを身につける事につて長年研究をしてきました。
そして、モデル校の1校だけで3年前にたった4人で始めたキッズ講座が、4年間で生徒数が120名と30倍となり、年商2,000万円まで急成長しました。
来年度は、「キッズ・ロボットプログラミング教室」の開始により200名規模の予想となっています。
文部科学省が4月に発表した内容によると、小学校で新たにプログラミングを学ぶ教科を設けるのでは無く、既存の教科の中で「プログラミング的思考力」を養なうのが目的であり、21世紀型の新しい価値を創造する力やコミュニケーション力が身に付けるという。
しかし、日本パソコンスクール協会(以下、日パ協)での「プログラミング教育」は、その「プログラミング的思考力」を養なう以上に、子育てに重要な意味を考えています。
現代の子育てで、「我が子が怪我をしないように」「失敗しないように」と親が先回りをして、安全に子どもが成長するように心配しながら手を出してしまいます。
すると、どうでしょう!
その子が社会に出た時に、ひとたび荒波が来た途端に失敗を味わってしまい、立ち直る経験の無い子は挫折してしまいます。
でもコンピューターの中なら、いくら転んでも怪我はしません。
いくらでも失敗できます。
コンピューターなら失敗しても、何回でもトライして、エラーを克服できるまでを体験できるのです。
何度失敗してもいいじゃないか。
子供なりに自分の力で考えて、失敗を何度でも味わい
そして何度もトライを繰り返して、
やっと思い通りにプログラムが動いたときの「達成感や感動」は、
きっとほかの教科ではなかなか味わう事ができないだろうと思います。
プログラミング教育というと、どうしても論理的思考などの方向に考えてしまうが、
自ら結果を導き出す「成功体験」を手軽に何回でも子どもたちに与える事ができることが「プログラミング教育」に重要なことだと考えています。
すると、国語や算数、英語などと比べられない、とても重要な教科だと「プログラミング教育」の意義を主張しています。
日本パソコンスクール協会では、その意義で、5歳(年長)から中高生まで12年間におよぶ「プログラミング教室」の教材と、「キッズ・プログラミング検定試験」、ならびに、「キッズ・プログラミング検定認定講師資格」を提供しています。
「キッズ・プログラミングテキスト」については、4年にわたるキッズスクールでのノウハウを考慮した結果、小学生には、それぞれの学年や能力に応じた細かな対応が求められることが分かってきました。
そのノウハウを生かした、新しいシリーズVER.2シリーズを企画中で、
2018年1月開講に向けたテキストの開発を進めています。
日本パソコンスクール協会はこれからも、
子ども達が、楽しみながらパソコンを道具として自然に使いこなせる授業を展開してまいります。